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王済(おうさい)

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王済おうさい生年不詳没年不詳)、字は武子王渾の子。妻は司馬炎の娘。からの重臣。主に人事官。

人物

豪快で誰にでも率直に意見を言う、明朗快活、天真爛漫。

また、馬マニアでやたら馬を集めていた。馬相を見ることもできたという。

概要

石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す

王済の親友の孫楚は、隠遁生活をしたいという希望を持っていた。王済と孫楚が話しているとき、孫楚が「寝るときは石を枕にして、口をすすぐときは川のせせらぎで」と言おうとして、間違えて「寝るときは川の流れをを枕にして。口をすすぐときは川の石で。そんな暮らしが理想だなあ」と言った。そこで王済が「どうやって川を枕にするんだ。石で口をすすぐって、もの凄くすすぎにくいわ」と突っ込んだ。すると孫楚は「川を枕にとは、つまらない話を聞いたときに耳を洗うこと。石で口をすすぐとは、歯を磨くことだ」と言い返した。

この故事が、負け惜しみとか、強情といった意味の、「石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す」という言葉の語源となった。夏目漱石の名前はこの故事からとったとして有名。

さらに見事な言い訳ということで、「流石(さすが)」という言葉の語源でもある。

孫皓にイヤミを言われる

孫皓は人の皮を剥ぐなど拷問好きの皇帝として知られたが、司馬炎(賈充という説も)が、王済と碁を打ちながら、を滅ぼされて晋に移住した後の孫皓に対し、「なぜ人の顔の皮を剥いだのかね?」と尋ねると、王済が碁盤の下で足を投げ出して座っているのを見て、すかさず「主君に無礼を働く者あれば剥ぐのです」と答えたので、恥じ入った王済が足を引っ込めた

血縁

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