華佗
中国版ブラックジャックな人、非常に優秀な外科医であり、この人が使った有名な麻沸散というのは、明らかに大麻系統の睡眠薬であり、開腹手術をおそらく世界で始めてやった人でしょう。また、近代になってやっと認識された栄養と運動の重要性を千年以上前に既に認識しており、今の中国拳法の基礎となったともいわれています。いずれにせよ、彼はこの時代だけではなく、近世にいたるまで世界一の医者であったといっても過言ではないでしょう。
ただし、天才にありがちなプライドのえらく高かった人らしく、自分が当時身分の低かった医者ではなく、士大夫として待遇されたかったらしいです。そのため、医者として処遇したふてくされて曹操の元から帰ってしまい、それが曹操を怒らせてしまい、殺されてしまいます。この人が亡くなったことで、曹操や、その息子曹沖の病気が完治することはありませんでした。当時の技術から見て、華佗がいたとしても実際に治ったかどうかはわかりませんが、彼の医療技術は、この当時ずば抜けていたのは間違いありません。また、医師というのが現代と違い、この時代如何に身分の低いものだったのかを物語っています。












