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荀いく(じゅんいく) 曹操の覇業を支えた天才軍師 (PHP
出版社/メーカー
PHP研究所
作者
風野 真知雄
定価
620円
Amazon価格
620円
発売日
メディア
Book
(2009-01-07 09:37:23 時点)
Amazonユーザーレビュー
着眼点は面白い
『正史』に拠った本。謎に満ちた死に方をしたこの人は、その生涯についての評価も毀誉褒貶が激しく、「漢の忠臣」といわれたり、「泥棒の片割れ」と評価されたりする。小説では前者の方が多い(
吉川英治
『
三国志
』、陳舜臣『
曹操
』など)。
本書では、野心を秘めた曹操の謀臣として描かれている。早々が国公に就任するいきさつの推理は陳舜臣さんの『秘本三国志』の着眼に近い。もしかしたら同書から何らかのヒントを得たのではないかという印象を受けた。
従来の荀ケ像とは違った荀ケ
荀ケは漢の忠臣であり、「
曹操
の
魏
公就任に反対して曹操に疎まれ、自殺した男」という印象が強いし、正史の記述でもそうなっています。風野氏はそうした従来の荀ケ像に疑問を持ち、こうした小説を書いたそうです。
なので
三国志
ファンが読んだら「あれ?」と思う場面が多いと思います。
従来の荀ケと違う荀ケに会いたい人にお勧めです。それに抵抗がある人はやめといた方がいいと思います。
短兵急、はしょりすぎ
●表題が表題ですからもっと彼に絞って濃く書かれた小説家と思いましたが実にあっさりした物でした。主人公にしていますが
三國志
から
劉備
一党の記述を簡略化して
呉
を消して赤壁後までを抜き取ったのとあまりかわりばえしない気がします。●彼とほかの同僚との交わりも知りたかったです。チームプレイとか喧々諤々の舌戦なんかも期待したんですけど、武官や武将が功を争うように文官や謀臣も火花を散らしたり協力し合ったりなども手に取る前に想像していたのですが余りありませんでした。
曹操
とサシで会う場面や一人で熟考している場面ばかりであまり動きがありません。
呂布
撃退戦での程イクとのコンビネーションなんかも期待していたのですが程イクを見送る会話が若干あったくらいでつまらなかったです。二人の合作というよりも散発的に別の場所でたまたま役がお互いに回ってきてそつなくこなしたような感じでした。もっと用意周到に協力しながらみたいなのを想像していたのでちょっとがっくり来ました。●謀臣としての活躍ばかりで能力のある行政官という側面はほとんど描かれていませんでした。一面的です。●正史にかなり強烈な新解釈を加えています。が隆さんのように状況証拠をがっちり固めていったり最新の研究報告を参考にしてそれにのっかた上での仕事ではありません。純然たる思い付きです。史料と史料をつき合わせてその結果私はこう思うというのであれば面白いのですけど。●人材バンクのような曹操家臣がほとんど出てこないし会話もありません。
夏侯惇
と程イクくらいですかね、まともな会話があったのは。●ほとんど主人公と曹操のサシでの対話と年表のような淡々とした戦史の記述で一貫しています。
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