My三国志を楽しもう!My三国志はじめてガイド
第一に著者自身が料理の達人であること(料理に入っているハーブやスパイスの名称が具体的で味がよりイメージしやすい)、第二に著者が旅の達人であること(その土地のおいしい物をよく知っているし、そういうものが食べられそうな場所も心得ている)、最後に著者が人生を楽しむ達人であること(食べることが楽しそう!)ではないかと思う。
短編なので好きな国やおいしそうなところから読んでも楽しいし、エピソードはどれもユーモアがあり洒落ていて肩が凝らないものばかり。おすすめ!
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著者が世界各国で食べてきたものが次々と紹介される。しかし、凡百の食の紀行文とは違って、玉村氏のエッセイは抜群に面白い。きちんと文化的な背景にまで踏み込んでくれているからだ。我々日本人にとっては「なんだこりゃ?」と思うような珍奇な食べ物も、現地の人にとっては日常の食べ物、美味なものなのだ。それを踏まえて、充分な調査を行い、きちんと説明してくれる。だから面白い。
たとえば、アメリカの食堂で卵の焼き方を細々と聞かれたあげく、結局は同じものしか出てこないのはなぜなのかとか、ユダヤ人のつくる中華料理はどんなものになるかとか、いずれも「なるほど!」と思わされる回答が用意されているのである。
読むべし。