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蒼天航路 (32) (モーニングKC (978))
蒼天航路 (32) (モーニングKC (978))
  • 出版社/メーカー  講談社
  • 作者  王欣太 李 学仁
  • 定価  540円
  • Amazon価格  540円
  • 発売日 
  • メディア  Book
  • (2009-01-07 17:01:47 時点)

Amazonユーザーレビュー

演義を知らない人には難解かも知れないが

 いよいよ、中原への北の拠点、漢中攻略を開始する。このくだりはこれまでの三国志演義を下敷きにした作品では孔明の軍略の才がいかんなく発揮せれる名場面として描かれて来た。その分、相対するの諸将は血気にはやり無策な武将として描かれる事が少なくなかった。これを裏の魏の側から見るとどうなのか?さすがにネオ三国志「蒼天航路」夏候淵、曹洪、張コウ、徐晃ら歴戦の勇者たちの生きざまをしっかりと描いてくれている。

 ただし、「演義」を知らない読者にはやや難解かも知れない。何分、蜀側が練りに練った作戦にのっとり、関羽以外のほぼオールスターで仕掛けた戦いなのだ。「演義」で読むと蜀の策略が面白いほど的中する場面だが、魏の立場に立てば意表を突かれっぱなしの戦いになる。難解になるのも仕様がない。

 だが、星を減らす気はさらさらない。この戦いの蜀の戦略が良くわからない方たちには、横山光輝版や李志清版の「三国志」を併せて読むことをお勧めしたい。この戦い、裏と表の両方を知ってこそ本当の面白さが分る名場面だ。

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