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蒼天航路 (30) (モーニングKC (930))
蒼天航路 (30) (モーニングKC (930))
  • 出版社/メーカー  講談社
  • 作者  王欣太 李 学仁
  • 定価  540円
  • Amazon価格  540円
  • 発売日 
  • メディア  Book
  • (2009-01-07 08:32:03 時点)

Amazonユーザーレビュー

あいかわらずおもしろいです。

341話から以降、突然、ハナシの展開が、というか、描き方のスケール感が失せる。まるで違う作者による物語のように。
意図は見える。
晩年の曹操のハナシだし、登場人物のほとんどが老年にさしかかるか死ぬかという中での物語だから、演出は必要なのでしょう。あるいは新たなこころみなのか?もう少し様子をみてみます。

奇妙な感じは拭えないけど、ここに続く、得意の爆発的な展開を予感させなくもないからね。
蒼天行路はたいへん勉強になる。
視点を変えることで、ピカレスクロマンが一変、英雄譚になる。
物語を学ぶ、という例事として秀逸です。
出来れば、曹操の死後の世についても若干は描いて欲しいなぁと望みます。 

曹操、魏王就任。

実は今巻で注目すべきは、巻末の「賈文和の<ハイクラス>特別講座」かもしれない。

天下の情勢は公→魏王たる曹操が舵を取る「漢朝」。古より独立独歩の風潮の有る江南地方を孫権が実質支配する「」。そして天下の大徳といわれながら「反曹」勢力を纏め上げる劉備の支配する「」。つまり「1強2弱」。この実態が賈クをして「天下三分という言葉はギャグだ!」と言わしめるのである。
時代はやはり曹操を中心に動いているようである。

世代交代の色合い

 いよいよ「蒼天航路」も30巻目。めでたい限りだ。この巻では三国鼎立もほぼ成り、時代はゆったりと、だが、確実に世代交代の色合いを見せ始めている。あの時代を知らない若き芽はのびやかで、熱を帯び、そして美しく輝いている。だが、曹操、夏公惇、張遼らの額のしわはそれにも増して美しく魅力的だ。

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