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楼蘭・トルファンと河西回廊―楼蘭王国の謎を探り、葡
楼蘭・トルファンと河西回廊―楼蘭王国の謎を探り、葡萄のオアシスを歩く (新シルクロードの旅)
  • 出版社/メーカー  講談社
  • 作者  NHK取材班
  • 定価  2,100円
  • Amazon価格  2,100円
  • 発売日 
  • メディア  Book
  • (2009-01-07 14:08:21 時点)

Amazonユーザーレビュー

旅に出なきゃ

 去年の年末あたりからの番組宣伝を見て、「新シルクロード」
シリーズを楽しみにしていた。1月、2月とも見たが、知らない
ことばかりでシルクロードの奥の深さを改めて実感。
 しかし好みからいうと、アーカイブスで流された二十何年か前
の旧作が、より面白かったかな、という印象がある。でもあのオ
ーソドックスな作りは今はもう無理なのかも。
 この本は、どちらかというと旧作に近い作り方のように思えた。
新作の要素は随所に入っているのだが、今回のテーマの楼蘭と
トルファンの全体像が浮かび上がるようにできていて、シルクロ
ードファンとして、安心して楽しめた。
 ファンといいながら、現地には行ったことがない。この本に出
てくるウイグル人(?)の女の子とか、おじさん、おばさんの顔
を見ていると、近々きっと行ってやるぞという気になった。
 アスターナ古墓から出てきた1200年前のクッキー(全然くずれ
ていない!)とか、宦官の人形の写真とか、必見。それに、パラ
グライダーで追いかけられるラクダなんかもね。

堪能しました

この本のよさを一言でいうと、文章と写真の絶妙なバランス。
と書いて、いや、文章そのものもよかったなぁ、という気持ちも湧いてきます。
巻頭の陳舜臣さんのエッセイは滋味があって、さすが御大。シルクロードファンとしては、文章から伝わってくる、ますますのお元気さも嬉しかった。
NHKのプロデューサーって、文章も書けるんですね。番組周辺のトピックを拾った井上プロデューサーの3本の文章は、現場の人ならではのリアルさがあって読ませます。
楼蘭に入ってテレビカメラを回した外国人カメラマンが、世界にたった一人しかいない、というのにも驚きました。渡辺さんという人なんですが、この人の「楼蘭への大爆走」という記事は、とても迫力があった。BBCのカメラマンなんか、本当に入っていないんですかねぇ。
シルクロード学の泰斗・長澤和俊さんのシルクロード学入門や、若手学者の記事もあって、この手の本としてはとても充実していた。また、旅行ガイドとしても、とても丁寧に作ってあると思います。
最初に書いた写真については、ハイビジョンから変換したというパラグライダーからのものは迫力十分です。大きくするにはやや難があるなぁと思わせる写真も数点あったが、これだけの文章と写真で構成されていれば、この値段は全くお買い得でしょう。十分に楽しめました。続巻も期待しています。

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